右にキタ、左はミナミ 下がソラ、上にミズ 後ろにワタシ、前へカケル。

橋の絵を描きたかったのだと思う。

鴨川や淀川のゆれる水の上を、のびのびと進み、対岸へ向かう。橋が空間に織りなす線と、紙の上の筆の動きが重なる。
橋を渡る時間、彼らはもう一度その構造物の力をなぞっているだろう。
その動きは、不可能性への願いをはらみながら、人々を対岸へ送る。

橋は落ちるものであったということ。
向こう側に届くために造られたその構造物が、水に流され揺れ動かされる。気がついたら渡っていた。
それでも、対岸を目の前に、私たちは橋を造り、渡ることを繰り返す。
橋を演劇で描いてみたいと思う。京都・大阪の橋に協力してもらい、
橋に行き、橋の観察、記録、記憶を通してハシを描くワタシたちの姿を風景に。

2011年11月27日日曜日

[挟み込みのおしらせ]

制作より挟み込みについてのご連絡です。

挟み込み作業を下記の日程で行います。
12月1日(木)17:00~
部数 200部
(一斉作業)

挟みこみに来られる方は、事前にメールまたは電話にてご連絡ください。
mail: bridge.ing11@gmail.com
tel:   080-5345-9906(川那辺)

よろしくお願いいたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿