右にキタ、左はミナミ 下がソラ、上にミズ 後ろにワタシ、前へカケル。

橋の絵を描きたかったのだと思う。

鴨川や淀川のゆれる水の上を、のびのびと進み、対岸へ向かう。橋が空間に織りなす線と、紙の上の筆の動きが重なる。
橋を渡る時間、彼らはもう一度その構造物の力をなぞっているだろう。
その動きは、不可能性への願いをはらみながら、人々を対岸へ送る。

橋は落ちるものであったということ。
向こう側に届くために造られたその構造物が、水に流され揺れ動かされる。気がついたら渡っていた。
それでも、対岸を目の前に、私たちは橋を造り、渡ることを繰り返す。
橋を演劇で描いてみたいと思う。京都・大阪の橋に協力してもらい、
橋に行き、橋の観察、記録、記憶を通してハシを描くワタシたちの姿を風景に。

2011年11月27日日曜日

時をわすれて。

なんか、出演者や制作の香乃氏の様子がおかしいなー。
と思って稽古していたら、終了予定の時間より1時間すぎていました。

1時間時計を読み間違えていたよね。ごめんなさいね。



と、言ったように、時間を読み違えるくらい、ラストスパートです。「ハシ×ワタシ」
さすが、初演出、個人ユニット公演、段取り的なことにボロが出る毎日ですが(苦笑)
それを、優秀な出演者、制作者、スタッフでフォローしてくれております。
感謝。


舞台とは、こういう作業だったのか、と今更ながら知らされる。という。




今日は、念願の小道具が届きました。
皆でドキドキしながら、箱を開けるとそこには理想のものが。。。
それを空間で使ってみて、想像より楽しかったのです。


こういう瞬間があるのが、物作りの面白いところ、幸せな瞬間ですね。


この時間を持てること、それが稽古場だけでなく、
劇場で沢山の人に見て頂けること。




噛み締めながら、明日の稽古が終われば。。。
京都を離れて、大阪に行くのです。



見て頂きたい、瞬間が沢山の公演です。
ご予約お待ちしています!



いらっしゃーい。

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