右にキタ、左はミナミ 下がソラ、上にミズ 後ろにワタシ、前へカケル。

橋の絵を描きたかったのだと思う。

鴨川や淀川のゆれる水の上を、のびのびと進み、対岸へ向かう。橋が空間に織りなす線と、紙の上の筆の動きが重なる。
橋を渡る時間、彼らはもう一度その構造物の力をなぞっているだろう。
その動きは、不可能性への願いをはらみながら、人々を対岸へ送る。

橋は落ちるものであったということ。
向こう側に届くために造られたその構造物が、水に流され揺れ動かされる。気がついたら渡っていた。
それでも、対岸を目の前に、私たちは橋を造り、渡ることを繰り返す。
橋を演劇で描いてみたいと思う。京都・大阪の橋に協力してもらい、
橋に行き、橋の観察、記録、記憶を通してハシを描くワタシたちの姿を風景に。

2011年10月21日金曜日

ロクソドンタブラック主催公演。


この「ハシ×ワタシ」実は、会場のロクソドンタブラック主催公演です!

ロクソドンタブラックとは、大阪あべのの劇場なのですが、
劇場主催公演としては、あの「ダンスの時間」を開催してはります。
光栄なことに演劇では、この「ハシ×ワタシ」が初(のはず!)
来年度からは、芸術監督を、ダンス・演劇・音楽、それぞれの分野に迎えて
主催公演を行っていくそうです。
これから、どんな展開を見せて行くのか、ますます楽しみの劇場です。

「ハシ×ワタシ」そのスタートダッシュ切ります。ダッシュハシ。



さて、そのロクソドンタブラックの二階にはカフェOvalという和洋折衷なスペースがあります。
今年の春5月には、そのカフェOvalで「ハシ×ワタシ」の試演会をしていました。
カフェのスペースはそのまま使い、
今回も出演する二人の俳優(出村弘美、今村達紀)に橋を描いてもらいました。

ありがたいことに、満員御礼の試演会でした。
この場を借りて、改めてご来場ありがとうございました♪

その時の様子をほんの少し。。。       


















カフェでは、お客さんとの距離が近くて(写真はリハーサルなので居ないですが)
というか、お客さんの中で行っていたので、とてもとても、不思議な緊張体験でした。。。(もちろん、反省する部分も沢山あったのですが。)
今回は劇場で行うので、また違う作品になりますね。
でも、もう一度やってみたいです、カフェ de 演劇。











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