右にキタ、左はミナミ 下がソラ、上にミズ 後ろにワタシ、前へカケル。

橋の絵を描きたかったのだと思う。

鴨川や淀川のゆれる水の上を、のびのびと進み、対岸へ向かう。橋が空間に織りなす線と、紙の上の筆の動きが重なる。
橋を渡る時間、彼らはもう一度その構造物の力をなぞっているだろう。
その動きは、不可能性への願いをはらみながら、人々を対岸へ送る。

橋は落ちるものであったということ。
向こう側に届くために造られたその構造物が、水に流され揺れ動かされる。気がついたら渡っていた。
それでも、対岸を目の前に、私たちは橋を造り、渡ることを繰り返す。
橋を演劇で描いてみたいと思う。京都・大阪の橋に協力してもらい、
橋に行き、橋の観察、記録、記憶を通してハシを描くワタシたちの姿を風景に。

2011年10月18日火曜日

はつはし。

こんにちは、はじめまして。
2011年12月2日〜4日に大阪あべのロクソドンタブラックで上演される、
「ハシ×ワタシ」のブログです。

この作品は、「橋」をテーマに橋をリサーチしながら、BRDGの俳優と演出が演劇作品を造って行っています。



ブログでは、そのリサーチの様子や、稽古風景、等を紹介して行きたいと思っています。
ちなみに、ブログのトップの写真は先日リサーチに行った、西舞鶴の吉原という地域にある橋の上から撮った写真。
港町ということで、入り江に続く川の両側には家が立ち並び、普段の川ではあまり見られない生活音や風景がこだましていました。

水も普通の川よりも静かに流れているせいか、漆のような水面。
もういっこの世界が覗けます。




舞鶴つながりで。港町、お魚がおいし。



こちらは、舞鶴にある火力発電所に繋がるタワーブリッジ。
立派シ。


これからも、色々な橋を紹介していきますー
それでは、はつはし。まで。
お見知りおきを!

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